実態が伴っていないのに株価が上昇している理由

投資

世の中の企業の業績は、良くなっているどころか、

まだまだコロナの影響から脱却できていないですよね。

でも株価は、一時日経平均株価が30年半ぶりに3万円台を

回復するところまできました。

今現在は3万円を割り込んでいますが、いずれにしても株高ですよね。

株価が上がってバブルだバブルだと騒がれますが、

本当は、「株が上がっているんじゃなくて、

通貨の価値が下落している」と考えられます。

だとすると、ついに日本の貯金神話の崩壊は近いです。

もう始まっているかもしれません。

確かに預貯金は元本が保証されていて、

預けたお金が減らないというメリットがあります。

万一、金融機関が破たんしたとしても、

ペイオフで1000万円とその利息分までは、預けたお金が保護されます。

そのため日本人の大多数の人が、

「預貯金をしていれば安心」と思っています。

しかし、「預貯金の価値」については、

目減りする可能性があることに、気づいているのでしょうか。

長い間日本はインフレがないに等しかったため、

インフレなんて起こらないと考えている人が多いのかもしれません。

コロナ対策でこれだけ多額のお金が各国でばら撒かれている中、

今後インフレが起こらない可能性の方が低い気がします。

物価が上昇(インフレ)すると、

1万円の価値は目減りしてしまいます。

わかりやすい例でいえば、2019年10月から消費税が2%アップしました。

これはある意味、1万円の価値が2%減ったことと同じです。

このように預貯金はインフレに弱いのは明白です。

対して、投資のメリットは「お金が増える可能性がある」ことです。

仮に物価が2%上昇したとしても、お金が3%増えれば、

実質1%増えることになります。

つまり、投資はインフレに対応できる点で、

現金をただ貯金しておくことよりもリスク回避になる可能があります。

また、投資先によっては、

インフレ率よりもはるかに大きくお金を増やせる可能性もあるため魅力的です。

ただし、投資は元本保証ではないため、

選んだ投資先次第では損失が発生してしまうことももちろんあります。

だとしても、貯金としてお金をただただ預けても目減りしていく道と、

投資をしてお金が減る可能性のあるリスクは許容しつつ、

資産運用によってお金を増やすことのできる投資で

自らの資産を守り増やす道でのどちらかを選ぶとしたら

私なら後者を選びます。

そして大切なのは、その投資方法です。

メインは長期投資にする。積立投資も行う。

上記を7〜8割、それに加えて短期投資を残り2〜3割で

運用すれば堅実に資産を増やしていくことができると思います。

そのためには、世の中の経済や社会がどうなっているのかに対する

情報を日々更新することは必要ですので

今後も学び続けていきたいと思います!

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