2021年11月末に、
『パンケーキスワップでファーミングやってみた【パンケーキ職人になる】』という記事をアップしました。
気づけばあれから1年半以上が経過していました!
今回の記事では、
パンケーキスワップで「CAKE」を1年間ステーキングした結果、いくら稼げたのか、その収支について公開していきます😊
✍️この記事を読むと分かること ・パンケーキスワップで「CAKE」を1年間ステーキングすると、どれくらい稼げるのかが分かる ・パンケーキスワップの基礎知識がわかる
ステーキング状況
⭐️2022/6/23ステーキング開始(ステーキング期間1年ロックの2023/6/22まで) ⭐️ステーキング開始時の利回り:80%over ※利回りは固定されているわけではなく、プラットフォームの利用状況や市場の状況によって変動する。 ステーキング開始時に高利回りだったとしても、その利率が期間中ずっと続くわけではなく常に変動するため、想定していた利益が確実に得られる訳ではないことに注意。ちなみに、利回りが高いトークンは価格変動などのリスクも高い。 ⭐️2022/6/23ステーキング時のCAKE:31.69CAKE(13,0000円) ※31.69CAKE×@411円=13,000円
今回、パンケーキスワップで1年間ステーキングした場合にどれくらい稼げたのかみていくにあたり、ステーキングしている内容について上記に簡単にまとめております。
ステーキング中の「CAKE」トークンの値動きや報酬額がどの程度なのかを実際に体感するため、今回は少額の¥13,000でやってみました。
パンケーキスワップの基礎知識
パンケーキスワップってどんな取引所だっけ?
という方のために簡単におさらいしていくよ🌟
パンケーキスワップは、
はBSC(バイナンス・スマート・チェーン)を基盤としたDEX(分散型取引所)です。
処理性能に優れるBSCを基盤にしていて高速かつ低コストで取引できるので、イーサリアム基盤のDEXに比べ、ガス代が安く済むのが特徴です。
また、分散型取引所では、パスワードの管理やサーバ運用など、取り引きに必要な機能や情報を分散して管理していることから中央集権型の取引所と比べてセキュリティが強いです。
ガズ代が安くセキュリティが強いことから、BNB Smart Chainで最も利用者が多い人気の分散型取引所です。
今回の、ステーキング報酬を見ていくにあたり必要な基礎知識は以下の通りです。
※PancakeSwapでは基軸通貨の「CAKE」トークン(仮想通貨)が利用されている ※ステーキングとは:流動性プール内に預けておくことで、利息(報酬)としてCAKEトークンがもらえる行為 ※パンケーキスワップで運用している最中に、「CAKE」の価格が下落する可能性がある →たとえば「CAKE」を年利80%という高利率で運用していたけど、「CAKE」のトークン価格が1年後に80%以上下落してしまったら、結果的に得られる利率が元本の値下がりをカバーしきれずに収支はマイナスになるということ。
「CAKE」を1年間ステーキングして得た収益(報酬額)
31.69CAKEステーキングして、「16.88043CAKE」を報酬として貰うことができました!
16.88043CAKE × @208.85円 = 3,525円
「CAKE」の価格変動
1年間のステーキング報酬として16.88043CAKE貰うことができましたが、CAKEトークンの価格が下落しています。
私がファーミングを始めた2022/6/23時点では「1CAKE = 411円」でしたが、2023/6/22現在「1CAKE = 208円」に下落している状況です。
CAKEトークンの価格の下落を考慮すると現時点での収支はマイナスですね😅
結論とまとめでこの価格の下落を顧慮したトータル収支を確認していきます。
結論とまとめ
「CAKE」トークンの価格下落を考慮したトータル収支:▲2,857円
※1️⃣-1️⃣'=6,382円
3,525円-6,382円=▲2,857円
1️⃣2022/6/23ステーキング時のCAKE:31.69CAKE(13,000円)
※31.69CAKE×@411円=13,000円
2️⃣ステーキングで得られたCAKE:16.88043CAKE(3,525円)
※16.88043CAKE×@208.85円=3,525円
1️⃣’ 2023/6/22ステーキング解除時のCAKE:31.69CAKE(6,618円)
※31.69CAKE×@208.85円=6,618円
残念ながら、今回の「CAKE」1年間のステーキングの収支はマイナスとなってしまいました。
原因は、ステーキング解除後の「CAKE」の価格がステーキング開始時の価格と比べて下がりすぎたためです。
※2022/6/23ステーキング開始時のCAKEの価格@約400円に対し、2023/6/22ステーキング解除時のCAKE@約200円と半額になるほど価格が下落
パンケーキスワップは「CAKE」というトークンを基軸通貨として扱っており、手数料が安い・セキュリティが強いというメリットがあるのですが、価格変動のリスクが大きいです。
「CAKE」は、
1番高いときで「1CAKE=4500円」程度(2021年5月)まで上がっていましたが、2023年6月現在は「1CAKE=200円」程度となっています。
2021年はバイナンスでCAKEが上場したり、仮想通貨市場全体が好況だったことも重なり、凄まじい値上がりを見せました。
その後は下落する一方という価格推移となってはいますが、いまだにDeFi関連銘柄として高い注目度を保っています。
現在の下落は、仮想通貨市場全体での下落に連動したものであり、CAKE単体がネガティブに捉えられているわけではないと考えられます。
また、ステーキング開始時には80%over利回りだったステーキング利率も下がり続け、ステーキング解除時には利回りが17%程度まで下がっていたこともあり、CAKEの値下がりと得られたステーキング報酬を比較した結果、値下がりの方が大きく、結果はマイナス。
※2022/6/23ステーキング開始時の利回りは82%over
↓
※2023/6/22ステーキング解除時の利回りは17%程度へdown…
ステーキングの利回りは固定されているわけではなく、プラットフォームの利用状況や市場の状況によって変動することは承知の上でしたが、80%overだった利回りが17%まで下がるとは想定していませんでした😅
ステーキング開始時は、たとえ「CAKE」のトークン価格が半分になったとしてもステーキング報酬でトントン以上にはなるのでは?と考えていたのですが、利回りの変動が想定していたよりも大きかったというのが私の正直な感想です。
上手く利益を出している人もいるけれど、市場が芳しくない時期はどうしても難しいです。
DeFiで1年ロックはトークンの価格変動リスクが得られる報酬を上回りトータルでマイナスとなり得る。大きな金額でやる場合は、利率は下がるけど、やるならフレキシブルステーキングにしておく方が良さそう。
※トークン(仮想通貨)の価格が上昇相場のときであれば、ステーキングしたトークンの価格の上昇分と得られた報酬で多くの収益を得られるが、逆にトークン(仮想通貨)の価格が下落相場のときだと、ステーキングしているトークンの価格の下落分が得られた報酬を上回ってしまい、大きな損失となる。
ちなみに私は、2024年のビットコインの半減期でのCAKEの価格の推移と得られる報酬も見たいので、今回のステーキングはさらに1年間期間を延長してみました。
延長した理由としては、
世界で最初に誕生した仮想通貨であるビットコインを除く、すべての仮想通貨を「アルトコイン(Altcoin)」と呼びますが、アルトコインは「ビットコインの値動き」と連動するという特徴があるからです。
これまでの半減期がそうだったように、2024年の半減期にもBTCの価格が上昇すると予想されています。
BTCが上がると他のアルトコインも連動して上がる傾向があるので、その値動きも含めて引き続きどうなるかみていきたいと思います🌟
今後DeFiでステーキングを使って運用していきたいという方の参考になれば幸いです₍˄·͈༝·͈˄₎◞🌟
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