2024年4月に予定の半減期、BTC価格の高騰は見込める?

仮想通貨

次のビットコイン(BTC)の半減期まで1年を切りました。

Gate.ioによると、BTCの半減期は、2024年4月26日頃に迎えると計算されています(予測日は概算であり、ブロック高依存につき今後も変動する)。

これまでにBTCの半減期は3回発生していて、これまでのどの半減期においても半減期後にBTCの価格が大きく上昇する傾向が確認されています。

実際にBTCはこれまでに何度か大きく盛り上がる相場を見せており、直近では2020年の年末から2021年初頭にかけて大幅に価格は上昇し1BTC=約7,700,000円の高値を更新し、現在はその半値程度の価格で推移する形とはなっていますが、それでも1BTC=約4,000,000円という価値をつけています。

同じような上昇相場が2017年末から2018年初頭にも起こっています。
それ以前にも同様の相場は存在し、繰り返されています。
仮想通貨には「半減期」というサイクルがあるためと言われています。

過去の半減期においてみられた価格の上昇という現象は、2024年4月に予定している半減期においてもBTC価格の高騰が見込めるのでしょうか?

✍️この記事を読むと分かること
✅2024年4月に予定している半減期でのBTC価格の上昇の可能性がわかる
✅過去3回の半減期のBTC価格の推移と上昇率が分かる
✅2024年半減期後のの価格予想
✅半減期への備え方が分かる

ビットコインの半減期とは

ビットコインの半減期とは

半減期とは、
マイニング報酬が半分になる時期のことを指し、新しいビットコインが流通する速度を半分に減らすための仕組み
としておよそ4年に1度訪れます。

半減期が設定されている理由は、新しく市場に流通するビットコイン量を抑えるためです。

ビットコインの供給量を意図的に抑えることでインフレを防ぎ、価値を下落させないように機能します(ビットコインが市場に出回り過ぎて希少価値が薄れるのを防ぐ)。

ちなみに、

マイニングとは、取引のデータを検証・承認したのち、データをブロックチェーンのブロックに保存し、その一連の作業に対する報酬としてBTCを獲得する行為のことを指しているよ🌟

ビットコインは、
現行の中央集権的な金融システムとは仕組みが異なり、特定の管理者が存在しないので、取引のデータを検証・承認したのち、データをブロックチェーンのブロックに保存するという一連の作業を行うというネットワークに貢献する者があちこちに存在していて、その人たちのことをマイナーと呼んでいます。

なぜ半減期があるのか(BTCに発行枚数の上限がある理由)

ビットコインの上限は2,100万枚と決められており、2140年頃には上限に達する見込みになっています。
※ビットコインの供給量の上限は2,100万枚で4年ごとにマイニングの報酬が半減すると、2140年頃にマイニングが終了すると予測できる。

発行枚数に上限がある理由は、ビットコインの創設者がビットコインを誕生させた背景に、現行の金融システムへの不信感と限界を感じていたからということが関係しています。

具体的には、現行の金融システムでは、国の都合で国家がお金をむやみに刷ってしまった場合、ハイパーインフレなどを発生させ、通貨の価値の下落を引き起こします。

ビットコインを誕生させたサトシナカモトは、国家経済の都合によって管理されている現行の金融システムに限界を感じ、ブロックチェーンという新しい技術を使って新しい金融システムをつくり出して世に解き放ったという経緯があります。

この背景により、ビットコインの上限は2,100万枚と決められていて、発行枚数が上限に達したら、それ以降の新規発行が一切行われなくなる仕組みとなっています。

上限に達した後は、上限の2,100万枚の範囲内で売り買いが続いていくことになります。

そのため、新規発行がストップした後も活発に取引が行われ、需要が伸び続けるような暗号資産の場合、上限に達した後の希少価値は上昇する可能性があります。

ビットコインの半減期が起こると新しいコインが作成される速度が半減するため、需要が増加しても供給量が減少していることから希少価値が高まり、ビットコインの価値(価格)の上昇につながるという仕組みになっています。

ビットコインが市場に出回り過ぎて希少価値が薄れるのを防ぐために、発行枚数に上限を設け、その上限に達するまでの仕組みとして半減期という仕組みを取り入れているってことだね🌟

過去3回の半減期でBTCの価格はどう動いたか

これまでにBTCの半減期は3回発生していて、これまでのどの半減期においても半減期後にBTCの価格が大きく上昇する傾向が確認されています。

この半減期による価格上昇は、半減期を終えてからじわじわと上昇基調が始まり、1年ほどかけて最高値へ向かう傾向があったことが確認されています。

3回中3回とも、半減期の翌年に爆上げして最高値をつけたという共通点があります。

下記の記事で詳しく解説してくれているよ🌟

2024年のビットコイン半減期に備えて - DMMビットコイン(2023/05/24)

ビットコインの半減期は4年間隔の周期で発生しており、次回の半減期は2024年4月頃を予定しています。

ビットコイン半減期1回目:2012年

この時点でビットコインの存在を認識し、実際に保有できていた方は非常に少ないですし、認識していたとしても保有するという選択肢を選ぶことは難しかったと思います。

上図だと、
現在のビットコイン価格が上がりすぎていて伝わりにくいのですが、2012年11月に迎えた1回目の半減期からの最高値までは、2012年11月には1BTC=約1,000円だった価格が、2013年12月には1BTC=約100,000円まで上昇していることが分かります。

もし2012年の時点でビットコインを10,000円分だけでも保有していたとしたら、第1回目の半減期後には、最大1,000,000円になっていたということです。

これがもし1,000,000円分保有していたなら、100,000,000円(1億)です。

ビットコイン半減期2回目:2016年

第2回目の半減期は2016年7月です。

実は、私は2017年の初頭にビットコインという存在を知り、実際に購入して保有していました。2017年初頭の購入時は1BTC=90,000円程度でした。

これが半減期後の最高値で、1BTC=2,000,000円と高騰しました。

もし2016〜2017年初頭の時点でビットコインを10,000円分だけでも保有していたとしたら、第2回目の半減期後には、最大280,000円になっていたということになります。

これがもし1,000,000円分保有していたなら、28,000,000円です。

この時の仮想通貨市場の盛り上がりはとてつもなく、ビットコイン以外のアルトコインの爆上げ具合も凄まじいものでした。

どれだけ凄まじかったかというと、
私は2017年初頭にBTC以外に、
ETH、XRP、MONA、など数種類の仮想通貨を合計で50,000円分保有していたのですが、2017年末には、この元本50,000円が10,000,000円にタッチする寸前まで爆上がりしたことに震えたのを覚えています(なんと200倍になったワケです😳)。

ビットコイン半減期3回目:2020年

第3回目の半減期は2020年5月です。

2017年初頭以前に購入することは難しかったとしても、2020年頃にはかなりの知名度はあったと思います。

2020年初頭にビットコインを10,000円分だけでも保有していたとしたら、第3回目の半減期後には、最大77,000円になっていたということになります。

もし1,000,000円分保有していたなら、7,700,000円です。

ビットコイン半減期4回目:2024年4月頃を予定

2024年のビットコインの半減期では、
マイナーの報酬が6.25BTCから3.125BTCへ減少します。

減少する枚数は当然少なくなっているため、過去の半減期と比べても価格の上昇幅は狭くなると予想されます。

実際に上昇幅については、2016年の時(約2800%上昇)よりも2020年の方(約770%)が小さくなっています。
※半減期の特性上、半減される枚数比率は同じでも、実際に半減される枚数は過去半減期より少なくなるからなのではないかと考えられている。

現在、ビットコインの価格は350〜400万円付近で推移しています。

過去の事例から下落比率を単純に当てはめるとするなら、2800%上昇→770%上昇→211%上昇と考え、880万円が一つの目安となるのではないかと考えることができます。

次回の半減期は2024年4月頃と予測されていますが、過去の半減期と同様の流れで上昇すると考えた場合、半減期から530〜550日程度後の2025年9月頃に4回目のピークを迎えて高値をつけるという可能性があります。

ビットコインへの追い風:米SECがビットコインETFを承認

米SEC初承認 レバレッジ型ビットコイン先物ETF
米Volatility Sharesは米時間23日、申請したレバレッジビットコイン先物ETF「BITX」がSECに承認されたと発表した。
上場投資信託「ビットコインETF」とは|ブラックロックの申請が注目される理由
米SECの規制圧力が強まる中、世界最大手の資産運用会社ブラックロックが2023年6月に「ビットコインETF」申請を行い、BTC相場で材料視されている。なぜビットコインETFの申請が注目を集めているのか、初心者にもわかるよう解説。

さらにビットコインへのプラス材料として、
ついに米SECがレバレッジビットコイン先物ETF(上場投資信託)を承認し、アメリカで6/27に上場する予定となっています。

この勢いで、ビットコイン現物ETFも承認されるかもしれません。

さらに、アメリカのブラックロックがビットコインのETFを申請中で、2024年初めに申請について決定を下すと予想されています。

ビットコインETFが証券取引所に上場すると、ビットコインが安全な金融商品としてSECに認めたことになります。

ビットコインETFがアメリカの証券取引所に上場すると、ビットコインの信用アップにつながることに加え、今までは暗号資産に投資していなかった証券トレーダーや機関投資家の資金が流入してくることになります。

このことはビットコインの価格に対してポジティブな影響を与えます。

特に金融市場はアメリカを中心に回っているので、SECがビットコインETFを承認することは、世界的にビットコインが安全な金融商品と認めるという意味を持つのでそのインパクトは計り知れません。

BTCの価格上昇につながる条件が揃ってきていますね👍

ビットコインの半減期に備える

私が初めてBTCを購入したのは2017年初頭で、かれこれ、半減期を2回経験しています。

半減期には2回とも想像していた以上に資産が膨らみました。

もちろん、
これまでの半減期において3回とも値上がりしてるからといって、今回も値上がりするとは限りません。

ビットコインの価格の変動は大きく、半減期後の高値を維持し続けることはなく、価格は上がったり下がったりを繰り返しています。

とはいえ、
私自身が過去2回体験した半減期のビットコインの価格の推移から考えても、次の2024年4月の半減期後にも価格の上昇が起こる可能性が高いと考えています。

そのため、割安だと考えられる価格が下がったタイミングで少しずつ買い増しを行ってきました。

仮想通貨投資のポイントは価格が安い時(下落時)に買うことです。

初心者の場合、市場が加熱しきっている状態で価格が高騰している時に参入し、高値づかみしがちなんです🥺

たとえ高値で買ってしまったとしても、そのままガチホできれば長期的には高値を更新していくと考えられますが、ボラティリティが高過ぎて高く買って安く手放してしまう方が多いようです。

2024年は半減期に加え、ETFの承認によりビットコインの盛り上がりに期待できそうです。

あの時買っていれば…
と後悔せずに済むよう、過熱感がない価格が下がったタイミングで少しづつ買い増しをして半減期に備えることを意識すれば、将来の資産を大きく増やすことができるはずです

2024年の半減期後に答え合わせをするのが楽しみです🌟

(※当記事は投資を促すものではありません。当記事の主な目的は、自身の頭の中を整理する目的で作成しており情報をブログにまとめて保管することを目的としています。投資はリスクが伴う話ですので、ひとつの判断材料として最終的な投資決定はご自身の判断でお願いします。)

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