【世界で一番伸びる国】2030年までに日本はインドに抜かれる【インドに投資しろ】

投資

例年夏になると夏枯れ相場になると言われていますよね〜。
今年はどうなるのでしょうか。

投資の世界では夏は大人しくしておくのが正解と言われますが、
どうしても年末までに達成したいことがあるので
このタイミングで追加投資をしようと思っております。

主要な投資先はやっぱり米国株。

とはいえ、
米国以外で今後成長が期待できそうな国へもなるべく早い段階で投資をしておきたい。

というのも、いよいよインドが日本を抜くことが現実的に迫ってきているからです。

インドの人口が現在トップの中国を抜いて世界一になるのは2027年頃と試算されています。
人口が経済成長にどれだけ重要な要素であるかは、
これまで世界経済の中心となってきた国を見れば明らかですよね。
人口が増えるということはその国の経済もその分大きくなるということです。

そして、インドのGDPは2030年までに世界第3位(1位が中国、2位が米国)
になると予測されています。

さらに、2050年には米国を抜き、世界第2位になるとまで予測されているのです。

インド経済が本格的に世界で注目を高めてくるのは、
これから5年、10年先のことになるかも知れません。

ですが、
インドが世界経済の中心となりうるポテンシャルを持った国であることは
間違いありません。

ということで、
インドというこれから伸びてくれる市場にも投資をするため
どうしたらインドの有望な企業に投資ができるのかについて調べてみました。

インド株の魅力・インドの将来性

うさぴ

インドに投資するメリットって?
インドのポテンシャルが知りたい!

  • 高い経済成長率 
  • 世界第2位の人口、約12.8億人を有する巨大市場 
  • 積極的なインフラ整備実施 
  • イノベーションを支える高度な人材


①高い経済成長率

インドの実質GDP成長率(予測値)は今後も平均7%以上と予測されています。
GDPランキング2020年を見てみますと、
1位アメリカ22兆3200億ドル、2位中国15兆2700億ドル、3位日本5兆4100億ドル、
4位ドイツ3兆9800億ドル、5位インド3兆2000億ドルです。

潜在的成長率を控えめに見積もって6%と仮定して試算しても、
インドは4年後にはドイツを抜き、9年後には日本を抜くという計算になります。
つまり2030年までに、世界トップ3の経済大国は中国、アメリカ、インドとなるのです。


②人口が世界第2位

インドの人口が現在トップの中国を抜いて世界一になるのは2027年頃と試算されています。
人口が経済成長にどれだけ重要な要素であるかは、
これまで世界経済の中心となってきた国を見れば明らかですよね。
人口が増えるということはその国の経済もその分大きくなるということです。

そして、インドのGDPは2030年までに世界第3位(1位が中国、2位が米国)
になると予測されています。
さらに、2050年には米国を抜き、世界第2位になるとまで予測されているのです。

2015年ごろから生産年齢人口の減少局面に入った中国に比べ、
人口ボーナス期にあるインドはいま年率7%の成長路線にあります。
2020年時点でインドの人口は13.8億人と世界第2位となっており、
人口ピラミッドで言う年齢層が多いのも若年層で、30歳未満が人口の半数を占めます。
つまりインドは、
労働者人口が増え続け、
国の生産性や消費拡大に貢献する若いエネルギーがあふれる成長性のある国といえます。

(出所)日本経済新聞https://www.nikkei.com/article/DGXMZO46497070U9A620C1910M00/
(出所)讀賣新聞https://www.yomiuri.co.jp/world/20201117-OYT1T50173/

ちなみに、今回の内容とは関係ないのですが、
2050年、2100年予想の両方で4位に米国が入っていることに安心しますよね◎


③積極的なインフラ整備実施

2014年のモディ政権以降、経済改革“モディノミクス”を着実に実行されています。
海外からの直接投資規制の緩和やインフラ整備等を積極的に推進中。
モディ政権は、
インフラ整備や投資促進などの政策を積極的に進めており、
経済成長の更なる加速が期待できます。


④イノベーションを支える高度な人材

優秀な人材が多く、すでに金融・IT系で頭角を表していますよね。
米グーグルやマイクロソフトのCEOなど、
世界的企業のリーダーにインドが次々と人材を送り出しています。

とはいえ、インドの教育、特に初等教育はまだまだ良くない状況です。
しかしながらエリート養成のための高等教育は、
インド工科大(IIT)やインド経営大学院(IIM)など、
世界的にみてもレベルが非常に高く、大量の優秀な人材が育っています。

そのためインドには優秀な研究員や技術系人材が多く、
かつ人件費が安いため先進国に比べ安価に利用できるというメリットがります。
アメリカなどはインドからのIT関係の技術者を低コストでかなり受け入れています。

このように、
インドが世界経済の中心となりうるポテンシャルを持った国であることは
間違いありません。

インド株を買うときの注意点

うさぴ

でもインドのことよく知らないし、何かリスクや注意しておくべきことはないの?

  • 財政赤字とインフレ懸念
  • 日本からインド市場へ直接投資を行うことができないことによるリスク

※リスクや注意点については、
【インド株を買うときの注意点】リスクや注意点について解説【インドという国】という
記事で詳しく説明しています。

インド株の買い方

うさぴ

インドの将来性に投資したい!

ところで、インド株ってどうやって買うの?

 POINT①日本でインド株を直接買うことはできない
 POINT②日本でインド株を買う方法は4つ:ADR、海外ETF、国内ETF、投資信託

日本から直接インド株を購入することはできません。
インド政府が外国人投資家に対して投資規制を掛けているため、
インド国立証券取引所(NSE)に上場しているインド株は、
インド在住でなければ投資ができないからです。


そのため、日本にいながらインド株を買う方法は今のところ
①ADR、②海外ETF、③国内ETF、④投資信の4つがあります。


4つの選択肢のうち、投資家に注目されている方法は、『ADR』と『海外ETF』です。

『ADR』とは、日本語では「米国預託証券」といい、
ADRは米国市場で売買できる外国企業の証券のことで
米国株式のように売買することができます。

つまり、日本から投資する立場からすると、
「アメリカの株式市場を経由して第3国の企業に投資ができる」ということを意味します。

日本から購入できない国の個別株式でも、
その企業のADRが米国に上場していれば日本の証券会社を通じて購入することができます。
ADRを保有することは、
その外国企業の株式を保有するのとほぼ同じことになり、
株主の権利である配当金も受け取ることができます。

『海外ETF』とは、
例えばインドの主要株式指数であるNifty50指数をベンチマークとする海外ETFであれば、
その構成銘柄である50銘柄全体へ投資を行っているのに等しいということになります。
ADRでは購入可能な銘柄が限られるため、
インドの株式市場全体の値動きを取り込みたい場合には、海外ETFが有効です。

ちなみに、
インド株の購入方法の4つのうちの『国内ETF』と『投資信託』を除外した理由ですが、
単純に購入にかかるコストや保有コストが高いから
です。
ただ、多少コストがかかっても良いということであれば
『国内ETF』や『投資信託』の方が手軽でより簡単に始められるというメリットがあるので、
そのメリットの方を優先させたい方には
『国内ETF』や『投資信託』を選択するのも良いと思います。

以上から、
私は結論として『海外ETF』でインド株投資を行うのが最善の方法だと判断します。

『ADR』も良いなと思いますが、
私の場合、まだ個別株を選べるほどインドの株に詳しくないですし、
選ぶとしても銘柄数が少なく分散ができずリスクが高いように感じたため、
まずは『海外ETF』でのインド株投資を行うという結論に至りました。

インド株投資おすすめ『海外ETF』

インド株ETFでおすすめなのは下記2つです。
理由は時価総額が大きいからです。
この2つに関しては、どちらを購入しても内容(銘柄)はほぼ同じと考えてOKです。
構成銘柄数は「EPI」が約300銘柄で、「INDA」の約100銘柄に比べてが3倍多いのですが、
重複率は60%と高めとなっているため大差はないと考えてOKという意味です。
ちなみにセクターとしては、「金融」「エネルギー」「テクノロロジー(情報技術)」系が
大半となっています。

  • EPI
  • INDA

EPI

EPI(ウィズダムツリー インド株収益ファンド)は、米国籍のETFでドル建てのファンドです。
「WisdomTree India Earnings」のパフォーマンスに連動します。

ウィズダムツリ ーインド収益指数の価格および利回り実績に連動する投資成果を目指し、
インドの株式市場において、
成長力があり、収益性が高いインド企業に幅広く投資する事を目的としているのが特徴です。

主な銘柄構成セクターは、金融、エネルギー、情報技術分野となっています。
毎年9月に構成銘柄をリバランスしているようです。

(出所)SBI証


INDA

INDAは、純資産総額・平均出来高ともに、インド関連ではダントツ1位の人気ETFです。
インドの大型&中型株の85%をカバーする「MSCI India Index」を指標としており、
98銘柄で構成されていますが、上位10銘柄の保有比率は約50%です。

●組入れ上位銘柄

(出所)ブラックロック・ジャパン株式会
(出所)ブラックロック・ジャパン株式会社

インド株が買える日本の証券会社5社

うさぴ

日本にいながらインド株を買える証券会社を教えて!

あくまでもポートフォリオの一つとして保有

うさぴ

近い将来インドが世界経済の中心になることは間違いなさそう。

インドに投資したいけどどれくらい投資すれば良いのかな?

現時点では、米国株の成長率が一番高いので
ポートフォリオの比重において、米国株をメインで投資を行なっています。
投資を行うにあたって利益を生み出せる市場をメインにすることは必須です。

ですが、5年先、ましてや10年先の世界の情勢はいつどう変化するか予測はできません。
今は最強の米国だって、いつかは一番では無くなる日も来るかもしれません。

米国経済が衰退してきた頃に、勢いのある国にうまく資金をシフトできればベストですが、
おそらく一個人の素人である私がそれに気づいた頃には”時すでに遅し”で、
もう多くの投資家の皆さんが気付いて市場はすでに出来上がっているはず。
そうなれば、米国株が下がった頃に焦って狼狽売りに走り、
勢いがついて高くなった「新たな台頭国」の株を買うことになることは予測できます。

それなら、今のうちにこれから伸びそうな国に
資産の5〜10%だけでも分散投資しておくことが必要かつ重要なのではないかと感じます。
その準備や仕込みが資産形成を行うにあたって自分の心の支えにもなり、
投資に安定感を出してくれると思っています。

 

【S&P500越え?】インドETFを購入して4ヶ月経った結果が凄すぎる
出所:うぇぶりょく



【インド株を買うときの注意点】リスクや注意点について解説
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