【暗号資産】仮想通貨のレンディング【貸仮想通貨】

投資

仮想通貨はボラティリティが高く価格変動が激しいため、
トレードを頻繁に行うことに抵抗がある方も多いのではないでしょうか。

仮想通貨の運用方針に関して、
長期的な値上がりを期待して保有しているという方に
堅実に仮想通貨を増やすことのできる運用方法として
特におすすめとなるのが「貸仮想通貨(レンディング)」です。

仮想通貨をただ保有しているだけだと、
値上がり益以外に仮想通貨が増えることはありませんが、
貸し出せば利息として仮想通貨を受け取ることができるため
仮想通貨の数量が増えていきます。

このレンディングが、
仮想通貨取引によるリスクを負わずに確実に資金を増やしていく事ができる手法として、
近年、仮想通貨市場で人気がでてきているんです。

この記事では、
仮想通貨のレンディングの仕組みやメリット、デメリットについて解説していきます。

仮想通貨に興味があってこれから仮想通貨で稼いでみたいと考えている方は、
トレード以外で稼ぐことができる効率的な方法ですので、
是非最後まで読んでみてください。

仮想通貨の「レンディング(貸仮想通貨)」とは 〜レンディングの仕組み〜

貸仮想通貨」とは、仮想通貨の取引所に仮想通貨を一定期間貸し出すことで、
貸し出した量と期間に応じて金利を上乗せして返還してくれるサービスのことです。

その仕組みは、
取引所が「貸したい人」と「借りたい人」を結びつけて仲介することで成り立ちます。

では、暗号資産(仮想通貨)を「借りたい人」とはどのような人なのでしょうか?

答えは、レバレッジ取引をしたい人が該当します。

暗号資産(仮想通貨)取引には主に「現物取引」と「レバレッジ取引」の2種類があり、
「現物取引」は、投資した資金の範囲で取引を行うのに対し
「レバレッジ取引」は取引所から資金を借りることで、
口座に預けた資金の何倍もの資金で取引することが可能となります。

つまりは、レンディングで貸出した仮想通貨は、
取引所を介してレバレッジ取引をする人の資金に充てられるということになります。



仮想通貨のレンディングの金利・貸出期間・対象通貨

例えばコインチェックの場合、
貸出するには、最低10万円相当額の仮想通貨数量が必要で、
貸し出す仮想通貨の数量には上限はないようです。

気になる金利ですが、Coincheckでは貸仮想通貨の最大年率は5%となっています。

また、貸付期間は 最短14日から可能で、最長で365日まで選択することも可能です

長期で保有することが目的で当分の間動かす予定がないのであれば、
仮想通貨のトレードを行わなくても、
貸し出した期間に応じて利息としての利益を得ることができます。

また、その間に仮想通貨自体が値上がりしてくれたら
値上がり益も取ることができることになります。



仮想通貨のレンディングのメリット

通常は、収益をあげるためには仮想通貨の売買を行わなければいけません。

これによって、利益が出る場合もありますが、
場合によっては損失が出してしまう可能性もあります。

仮想通貨は価格の変動が激しいことで有名です。

価格変動が激しく売買手数料も高いというリスクの中、
投資経験の浅い方が、相場を分析したり売買のタイミングを図ることは
非常に難しく、投機的要素が強くなってしまいます。

これに対し、レンディング(貸仮想通貨)は、
保有している暗号資産(仮想通貨)を取引所に一定期間預けることで、
預入期間に応じた分の利子を得ることができます。

つまり、
自分で取引をしなくても暗号資産(仮想通貨)を取引所に預けておくだけで
増やすことができる新しい資産運用方法として、多くの投資家の間で人気が高まっています。

こうした点から、取引をせずに、
比較的安定した収益をあげることができる点は、貸仮想通貨のメリットとなります。



仮想通貨のレンディングのデメリット

反対に、デメリットもあります。

貸仮想通貨のデメリットとして、「途中で解約できない」という点があげられます。

一度契約をしてしまうと、
仮想通貨のを売却して損益を確定したいと思った場合でも、
途中で解約して資金を引きあげるといったことができないため、
契約した期間が終了するまで、自分の手元に仮想通貨は戻ってこないため
ポジションを清算することはできません。

正確には、取引所によっては解約手数料を支払うことで解約が可能な
取引所もありますので、事前にリサーチしておくことが重要です。

このように、
貸仮想通貨は、取引をせずに利益をあげることができるというメリットがある反面、
売買できない」というデメリットがあります。

これはつまり、
仮想通貨が暴落し始め、売却したいと言う場合でも
一度契約した貸付期間が終了するまでは、貸付の途中解約もできなければ、
仮想通貨の売却もできないということになります。

また、万が一、仮想通貨を預けている取引所が破綻した場合、
仮想通貨をレンディングとして預けていた資産はほとんどの場合
戻ってこないというリスクがあることも理解しておく必要があります。

そのため、暗号資産(仮想通貨)レンディングを利用する際の取引所選びは
慎重に行う必要あるため、事前リサーチが重要です。

次回、「レンディング(貸仮想通貨)取引所の比較」について
紹介してきたいと思います。

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