最近、
ネットばかり見てしまって時間を無駄にしてしまっていることに
罪悪感を感じ、今ひとつ毎日がパッとしません。
なんか毎日に納得いかない><
満たされない><
私だけ?
コロナによる自粛生活が続いていることもネット漬けを加速させてしまい、
ダラダラとネットばかり見てしまう日が続いています。。
ネットは程々にして、体を鍛えたり、深く思考できることをしたり
人生の質が高まることに時間を使いたいとは思っていても、
ついついすぐに手軽にドーパミンを獲得できる簡単で無意味なネットサーフィンを
初めてしまっている自分がいます。
・・・自制って難しくないですか><?
なんとかこのループを断ち切らなきゃなーと思っていたところ、
News Diet [ ロルフ・ドベリ ]という本を見つけました◎
ニュース中毒者の1年は11ヶ月
私たちは1間で「2万本」のニュースを読んでいるそうです。
控えめに見積もっても一日あたり60本は読んでいることになります。
少なくとも1日あたり1時間半は無駄にしている計算です。
1週間で10時間半、1年では1ヶ月に相当する時間を費やしていることになります。
つまり、ニュースを日常的に消費している人の1年は実質11ヶ月しかなかったことになります。
ニュースの消費に1万時間も費やしたあとで、私ははじめて自分自身にこんなふたつの質問を投げかけた。
「ニュースのおかげで、私は世界をもっとよく理解できるようになっただろうか?よい決断ができるようになっただろうか?」答えはどちらもノーだった。
News Diet [ ロルフ・ドベリ ]
それだけの時間を無駄にして、あなたは一体どんな対価を手にできるというのだろう?
News Diet [ ロルフ・ドベリ ]
あなたは世界をもっとよく理解できるようになったのだろうか?
あなたの「能力の輪」は充実しただろうか?
前よりも良い決断ができるようになっただろうか?
集中力が上がっただろうか?
前よりも心が平静になっただろうか?
考えてみたら自分の人生で重要なこととニュースにはなんの関連もないですよね。
私にとっての重要事項は、
ニュースでやってるほかの人たちにとっての重要事項とまったくなんの関係もなかったです。
メディアや企業の思うツボとは分かっていながら、
Yahoo!ニュースを手当たり次第に読むのをやめられない。
なんとなく開いたSNSを永遠と眺めるのをやめられない。
ちょっとYouTubeを見ようと思って一日中見てしまうことをやめられない。
特にスルーしがちなのが、ネットで「ニュース」を読み漁る行為。
スマホのゲームやSNSばかりやるのは「依存」として危険視されるのに、
ネットで「ニュース」を見るのは、
「世界の流れについていくために必要なこと」だと思い込みがちなんです。
「ネットで情報の海に溺れる」のは、
「役に立つ」というよりは、「その行為そのものが快感」というのが事実なのです。
現代の便利さの代償で、みんな避けられないし抗えないことなんだと
よくないことは分かっていながら、問題視することを避けて通りたいと思っている気がします。
“全く見るな”は極端としても、
ほとんどの人は加減がわからなくなってしまっているんじゃないかと。
それもそのはず。
一度見たら「タガ」が外れるように設計されているのだから読むことを、
見ることをやめられなくなります。
だから加減するのは難しい。
いっそ「ゼロか100か」でニュースやメディアやSNSを全て断つ方がまだ簡単なんです。
もし、メディアにあなたの注意を操られるのをやめて
何かを探したり、進む道を決めたりするのをあなた自身が決断したい場合、
「ニュースを絶つ」ことを実践することを試してみて欲しいと著者は強くおすすめしています。
「ニュースを断つ」ことで、
“人生の質と決断の質”を高め人生を豊かにしたい方は本書を読んでみることをおすすめします。
余談ですが、今の若者はタバコやお酒を好む人が減ったと言われていますが、
新しく手に入れたSNSからタバコやお酒同様の脳内物質を得て満たしているからですよね。
代替的なものがあったからというだけのことで、
そういう何かを求めることは変わらないんですよね。。
あまりにも簡単にネットに繋がることができ、
「その行為そのものが快感」という環境を受動的に浴びてしまう現代人は
意識的に「断つ」ことが必要だなと改めて考えさせられました。
満たされることのないことに時間を費やすのをやめて、
納得のいく1日を積み重ねていくことに集中していきたいですね◎
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