上層相場には2種類あるそうです。
①金融相場
②業績相場
順番的には必ず最初に金融相場が来て、業績相場が2番目に来ます。
リーマンショックやコロナショックなどの大きな要因で株価が暴落すると、
FRBがまず利下げして金融緩和を行います。
この時、企業の業績はぐちゃぐちゃ、経済ははちゃめちゃなんですが、
FRBが金融緩和することにより、モルヒネ注射みたいに効いて
株式市場は企業の業績に関係なく上昇し、
金融相場になるという仕組みになっています。
金融相場は儲かります。
ただ市場に参加しさえすれば、勝手に株価がグングン上がっていくため
比較的誰でも儲けやすいです。
恐いのは、金融相場から業績相場と移行した場合です。
どうなると業績相場に移行するのか。
コロナの終息が見えたときがそのシグナル、
つまり金融相場の終わりです。
市中金利の上昇、特に長期金利の上昇は株価にとってマイナスです。
その舵取りをしているFRBの利上げのシグナルには注意が必要です。
10年債利回りが急騰するような局面がきたらやばいなと思うべきです。
その時が来るのは近いかもしれないので
リスクを引っ込める準備をしておくべきです。
市中金利と株式のバリュエーションはシーソーの関係。
市中金利が高くなると株式のバリュエーションが下がるのは必然。
今後遠くはない将来移行するであろう
業績相場でも株式投資で利益を出すことができるよう
日頃から勉強して準備しておく必要があります。
具体的に業績相場で必要なスキルや知識は何かというと、
財務諸表を読める知識、分析できるスキルが必要です。
私の場合簿記2級は取得済みですが、
実際に企業の財務諸表を見てもあまりわかりません。。
わからないというかピンとこない。
どこをどう見たら判断材料になるのかなどちゃんと知りたい!!
なので、
株の取引を通して財務諸表を普段から見る癖をつけて慣れるということと、
プラスαでビジネス会計検定2級の勉強をして
財務諸表を分析するスキルを学ぶことで、
インプットとアウトプットの両方を実践していきたいと思います!
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