2020年8月より積立NISAを始めて4年2ヶ月(50ヶ月)が経過しました。
7月末から9月は、株価が大きく下がり、そして大きく上がるという夏の相場としては珍しくボラティリティが大きい相場となっていました。
ずっと上がり続ける相場もこれまでなかったですし、ずっと下げ続ける相場もこれまでありませんでした。
常にこれまでで最高の含み益であって欲しいとか、常に最大の含み益の状況でいれらるなんて都合のいいハナシはないですからね。
長期なら長期、短期なら短期という自分のトレードのスパンと目的が明確でないと、目の前の相場に振り回されてしまいますよね。
積立NISAを行うスパンと目的はなんでしょうか?
積立NISAは最低でも10年、20年単位で行い、ドルコスト平均法で市場が高い時も安い時も毎月同じ金額をコツコツと積み立てて時間と複利を味方にすることで利益を享受するという目的の長期投資です。
現に、投資の最適解と言われているインデックスの積み立て投資というだけあって、50ヶ月目の現在も今のところ一度も含み損に転じたことはなく、含み益をしっかり出してくれているのでやっぱり凄いなぁと改めて感じています。
もちろん、どこかのタイミングでマイナスに転じるタイミングがある可能性があるということを受け入れ、その上で何があろうと愚直に20年、30年単位で積み立ててこそ意味のある投資手法だということをしっかりと自分に落とし込んで積立NISAを開始したので、少なくともあと20年は私は積立をやめることはありません😊
ということで恒例の含み益の推移について、
直近1年間の積立状況と収支をスクショで公開していきたいと思います。
NISAどうしようかな、失敗しないかな、NISAってどんな感じで資産が推移するのかなと迷われている方の参考に少しでもなれたら幸いです。
積立NISAの積立状況
①「SBIバンガード・S&P500インデックスファンド」
→10,000円
②「eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)」
→25,000円
※途中①と②の積立金額の割合を何度か変更しています。
また、S&P500とオルカンの両方を積み立てるのはナンセンスという見解もよく聞きますが、私の場合は積立NISA以外で新興国のETFやREITのETFなど様々な分野のETFも保有していることもありナンセンスとは考えていません。
そしてS&P500とオルカンの収支の差を比較してみたいという理由から両方購入しています。
①SP500と②全世界の積立金額や割合を何度か変更はしましたが、50ヶ月間積立を継続することができました✨
というより、積立NISAを自動積み立てにしてあるので、勝手に積立てられているので放置しているだけです😆
積立NISAは積立ているのを忘れているくらいがちょうどいいです👍
①を2020年8月より50ヶ月、②を2020年11月より47ヶ月積み立てた結果、評価額として2,551,548円(前月:2,335,916円)になりました。
積立額が1,605,661円(前月:1,570,661円)で、50月間の収支は含み益が+910,842円(前月:+730,210円)でした。
約4年間、ただ積立ていただけで、
含み益を910,842円も出してくれて積立NISAに感謝です☺️。
私が積立NISAを始めてから現在までの50ヶ月間は、含み損に転じたことは今のところ一度もなくて、50ヶ月間で910,842円の含み益を出せています🌟
もしこの「積立額1,605,661円」を、ただ銀行に預けているだけの状態だったら、含み益+910,842円円は発生せず、代わりにほんの数円しか生み出さなかったことになります。
※日本の主要銀行の普通預金の金利は「0.001%」、金利の高いネット銀行でも最高で「0.25%」です🥺
また最近は、インフレで、モノやサービスの価値が上がり、お金の価値が下がっています。
インフレへの対応策として株式として資産を保有することは、有効な対策として機能する可能性が高いです。
最近は、為替介入や11月の米大統領選でトランプの勝利がチラついたという背景から円高方向に動きつつありましたが、結局また1ドル=150円台目前の円安方向に動いてきています。
そんな中、インフレ対策を全くせずに保有している資産は現金のみ(日本円のみの現金保有は、日本円に全財産投資している状況)のままでいると5年、10年、20年と経過したときに、貯めていたはずの現金の価値が目減りしてしまって目もあてらてない状況になりかねないのでは?と感じています。
社会保障などの税負担が重たくなっているこの現代社会でよりよく過ごすためにも、少なくとも国が用意したお得な制度はしっかりと活用できる力とフットワークを、これからも楽しみながら身につけていきたいです!!
直近1年間の積立状況の推移(スクショ)
積立NISA:2024年8月
まとめ
✅積立NISA50ヶ月目の収支:+910,842円(前月の収支+730,210円から+180,632円)
→少なくとも私が積立NISAを始めてからの50ヶ月間は、含み損に転じたことは今のところ一度もなく、含み益が出せている。
✅米国株式市場は、FRBが4年半ぶりの利下げを行ったことを受けて上昇。FRBが今後も利下げを続け、米景気がソフトランディングできるとの見方が強まり、NYダウは最高値を更新
※米国は、これまでの利上げに伴う景気抑制効果に加え、コロナショック後の消費増加の一巡、財政刺激効果の鈍化などから、景気が緩やかに減速すると想定。個人消費が底堅いことや企業収益が好調なことから、景気の急減速は避けられ、ソフトランディングに至るとみられる。
✅日本株式市場は、円高傾向に加え、月末に自民党総裁選で石破氏が勝利したことを嫌気して急落し、前月比で下落
※日本は、インフレ圧力の継続により個人消費が力強さを欠くものの、賃金の上昇、経済対策(定額減税・給付金)、設備投資の回復、インバウンド消費の増加、底堅い米景気を背景に持ち直し、緩やかな成長軌道を辿る見通し。
✅金利について
→FOMC:FRBは9月のFOMCで、政策金利(フェデラルファンド(FF)金利)の誘導目標を0.5%引き下げ、4.75~5.00%とした。FOMC参加者による金融政策の見通しは、年内2回の会合でさらに0.25%で2回分の利下げを行い、26年にかけて緩やかなペースで利下げを継続する内容。
※インフレが鈍化していることや米景気に減速の兆しがみられることから、11月、12月の会合でそれぞれ0.25%の利下げを実施すると予想。その後は概ね四半期に一度のペースで0.25%ずつ引き下げると想定か。
日銀:日銀は9月の金融政策決定会合で、政策金利(無担保コール翌日物レート)を0.25%で据え置くことを決めた。植田和男総裁は記者会見で、政策判断に「時間的な余裕がある」と述べた。
※景気が力強さを欠いているため当面政策金利を据え置くものの、先行きは金融政策の正常化に向けて追加利上げを実施すると予想。政策金利は、24年12月に0.50%、25年7月に0.75%への引き上げを想定か。
✅為替について
円の対米ドルレートは、FRBが大幅な利下げが実施したことなどから上昇。中旬に140円割れまで上昇するも、月末は143円台半ばで終了
今後もインフレに強い資産をこれまで以上に育てられるよう、コツコツ投資を継続していきたいと思います₍˄·͈༝·͈˄₎◞🌟
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